乾式グルービングのこだわり

グルービング(安全溝)工法は、スリップ事故防止のためにアメリカで考案された安全技術です。

路面に溝を切り込むことで路面の排水力をアップさせるとともに、タイヤのグリップ力を高め、安全な走行をサポートするものです。

当社はこの工事を、乾式グルービング工法 で実践。安全で安心できる交通環境づくりに取り組んでおります。

安全溝とタイヤとの関係安全溝とタイヤトレッドとの関係

乾式グルービング工法乾式グルービング工法

乾式グルービング工法は、環境を汚さない安心な工法、作業効率がよい安全な工事です。

乾式グルービング工法の作業状況

当社は水を使わない 乾式グルービング工法 を採用。

切削された切粉を集塵装置で、ほぼ完全に袋詰めするため切粉が周辺に漏れたり、汚濁水の流出がなく安心です。

また、袋詰めされた粉塵は再利用することも可能ですから、産業廃棄物処理の問題も解消しております。

工事はコンパクトなマシン1台で行います。

従来の湿式工事より作業スペースが少なくてすみ、同時に安全性と作業効率が高まりました。


乾式グルービング工法は、「環境・安全・施工性・経済性」 を統合した工法です。

乾式グルービング工法は、環境にやさしい工法です。

乾式グルービング工法特長

  • コンパクトな設備で小さな作業スペース。
  • シンプルな工程で安全性、効率アップ、低コスト。

乾式グルービング工法効果

  • すべり抵抗性を高めます。
  • 温度上昇効果が、路面凍結を防止します。
  • 走行音を静かにします。
  • 環境にやさしい「切削粉塵の再利用」ができます。

乾式グルービング工法の作業手順

  1. 準備|基準ライン引き+マシンセット

  2. 施工中|集塵袋交換

  3. 後処理|マシン片付け+集塵袋積込み

  4. 粉塵の再利用

(準備)基準ライン引き+マシンセット。(施工中)集塵袋交換。(後処理)マシン片付け+集塵袋積込み。粉塵の再利用。

乾式グルービング工法は、いろいろな場所で交通事故防止に役立ってます。

空港滑走路
ハイドロプレーニングの防止、路面コンディション維持にも効果を発揮。
カ−ブ・急勾配
タイヤのグリップ力を高め、コ−ナリング時の操縦を安定化させます。
高速道路
雨天時に路面の水はけを良くし、スリップ事故の発生を防止します。
横断歩道手前
濡れた路面で制動距離を短縮化。急ブレーキ使用時の接地力を確保。
直線道路
直線道路での居眠り防止、及び接地力・安定性を強化します。
料金所手前
走行時に伝わる音と振動により、減速を促す際の警告に効果的です。
市街地
居住地に配慮した低騒音の施工も可能。暴走族、ロ−リング族対策に最適。
トンネルの出入口
横風をうけやすいトンネル出入口付近で走行の安定性を確保します。
片勾配の路肩
除雪された雪解け水の流出による路面凍結を防止します。

石川県内での施工実績

  • 能登空港滑走路
  • 能登有料道路
  • 七尾輪島線
  • 輪島道路
  • ...
乾式グルービング工法で施工された、能登空港滑走路と有料道路の施工例画像です。

* ドライグルービング工法、乾式グルービング工法は、日本フレキ産業(株)の登録商標です。

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